すべては監督を胴上げするために<前編>
「チームが優勝できなかったことはもちろん、個人としても数字、投球内容的にも満足のいくものではなかった」
プロ14年目を迎えた左腕は、2024年のシーズンをこう振り返った。キャリすべては監督を胴上げするためにアハイを記録した2019年以来の開幕一軍スタート。開幕から9試合連続無失点をマークするなど、中継ぎの中心の一人として存在を示した。5月に背中の張りで登録抹消も10日間で一軍復帰。持ち前の強気なピッチングを続けてきたが、7月上旬にファームでの再調整となった。8月下旬に一軍へ戻ってくると、熾烈な優勝争いを展開するチームを支えるべくマウンドで存在感を示していった。このような浮き沈みがあった1年だからこそ、本人は「数字以上に打たれていた印象もあるので、もっと頑張らないといけない」とも口にした。
球団の育成出身投手として初の60試合登板を成し遂げた左腕。さまざまな苦悩を乗り越えながら、プロ4年目のオフに支配下登録を勝ち取った。そして迎えたプロ5年目。春季キャンプから猛然とアピールして……。
すべては監督を胴上げするためにショートver<前編>終了。
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